故事ことわざ辞典

巧言令色鮮し仁とは、言葉巧みで、人から好かれようと愛想を振りまく者には、誠実な人間が少なく、人として最も大事な徳である仁の心が欠けているものだということ。 剛毅木訥仁に近しとは、意思が強く強固で、素朴で口数が少ない人物が、道徳の理想である仁に最も近い者であるということ。 温故知新とは、昔のことをよく学び、そこから新しい知識や道理を得ること。また、過去の事柄を研究して、現在の事態に対処すること。 習わぬ経は読めぬとは、知識や経験のまったくない物事をやれと言われても、できるものではないということのたとえ。 大智は愚の如しとは、本当に知恵のある者は知識をひけらしたりしないから、一見すると愚かなように見えるということ。